日本の建造物の歴史の粋を集めた京都
11月 5, 2012 — 20:19

日本の建築物を探すなら、やっぱり京都でしょう。
京都は日本古来より常に文化の発信地として機能し続けてきました。
京都には現在も数多くの歴史的建造物が残っており、一日で建造物の全てを回り切ることはできません。
金閣寺や銀閣寺、清水寺や地主神社などは修学旅行の定番コースとなっているので、学生のときに一度は訪れたことがある人も多いのではないでしょうか。
有名な観光場所も、一度訪れただけではざっと見るのが精一杯でそこでどんな歴史的建築方法がとられているかまで注意して見ることはできません。
これから京都を訪れるなら、事前にある程度の見所となるポイントを調べておき、細かくチェックできるように万全の体勢で望むことをおすすめします。

参考サイト:そうだ 京都、行こう。

京都を代表する建築物といえば、最初に出てくるのが金閣寺です。
金閣寺はご存知の人も多いかもしれませんが正式名称を「鹿苑寺」という、室町時代に足利義満によって建築された建物です。
意外と知られていないのが、実はお寺自体は鎌倉時代から存在しており藤原一族の一人である藤原公経によって西園寺として建築していたということです。

つまり現在の金閣寺である鹿苑寺は、既にあったお寺をリニューアルして建て直されたものであり、北山殿とも称される巨大な邸宅としてよみがえらせたものなのです。
金閣寺というとあのきらびやかな建物が池のほとりにたたずむ姿が有名ですが、金閣寺自体はもっと敷地面積が広く、金閣(舎利殿)と呼ばれる建物のほかにも茶室である夕佳亭や広い庭園などが周囲に存在しています。
金閣寺は何度も放火・消失の危機にひんしたことでもよく知られていますが、現在の建物はそれにもめげずに再建された1955年築のものです。
金閣寺は当時の建築にしては非常に珍しい三層構造の屋根を持ち、外周には見事な金箔が貼られています。
屋根の頂上には鳳凰の像があり、同じく金色の輝きを放っています。

歴史を知るための建物として非常に価値が高いのが二条城です。
二条城は江戸時代、徳川家康が京都御所の守護と上洛時の宿舎として建築をした屋敷であり、城と名のつく建物らしく、お堀や防衛力の高い本丸が作られています。
二条城は桃山文化を代表する武家風書院造りによって作られており、この書院造りという方式はのちの日本的一般住宅の多くに採用されるようになったまさに日本の住宅の基礎となる建物です。
こちらも度重なる火災に見舞われたこともあり、本来備わっていたはずの天守閣は今はなくなってしまっています。